まず、KAGEXはKAG3を拡張した物であるため、基本的にKAG3と同じ書き方ができます。
なので、一つの使い方として、ちょっと便利なタグが増えたKAG3という使い方も可能です。
しかしながら、個人的にKAGEXの最大の魅力はワールド拡張機能にあると思っているので、これの使い方の流れを見てみましょう。
ワールド拡張機能を使う
ワールド拡張機能とはなんぞやということは次回に回すとして、とりあえず動くまでの流れを追っていきます。
1.適当な位置にフォルダ(このフォルダを以後カレントフォルダと呼び、私の場合はこの文章を作成するに当たってworldflowというフォルダを作成しました。)を作成します。そして、前回取得したKAGEXフォルダの中身のうちTemplateフォルダを先ほど作成したフォルダにコピーしdataとフォルダ名を変更します。
2.KAG3と同じく設定ファイルの拡張子が違う物になっています。そのため、data/systemフォルダ内にあるConfig.~newファイルをConfig.tjsファイルに名前を変更します。
3.envinit.tjsファイルをSystemフォルダ内に作成します。
4.3で作成したenvinit.tjsファイルを開き以下のテキストを入力してください。(中身の詳しい話は後日。今回はこんなのを書く必要があるのか?と思っているだけでいいです)
%[
"times" => %[
"昼" => %[
"prefix" => "昼",
],
],
"defaultTime" => "昼",
"stages" => %[
"学校屋上" => %[
"image" => "BG_学校_屋上_TIME",
],
],
];
5.data/scenarioフォルダにあるfirst.ksを開き以下のテキストを入力してください。
@call storage="world.ks" @init @学校屋上 昼 こんにちは。
6.data/bgimageフォルダにBG_学校_屋上_昼.jpgというファイル名を持つ画像ファイルを格納してください。(このときPNGファイルでも問題ないです)
7.krkr.eXeファイルをカレントフォルダ内に置きます。krkr.eXeは一番最近公開されている開発版を使用してください。(今回はkr2.29-dev.20070612でテストしました)バージョンが古かったりすると意味不明なエラーが出たりします。
8.カレントフォルダにpluginフォルダを作成し、その中に上記krkr.eXeに付属していたlayerExImage.dllファイルを格納します。
9.上記までを終えて以下のようなファイルツリーになっているか確認してください。(以下のツリーでは?このファイルは削除してかまいません?.txtファイルは省略しています。)
カレントフォルダ
│ krkr.exe
├─data
│ │ startup.tjs
│ │
│ ├─bgimage
│ │ BG_学校_屋上_昼.jpg
│ ├─bgm
│ ├─fgimage
│ ├─image
│ ├─others
│ ├─rule
│ ├─scenario
│ │ first.ks
│ ├─sound
│ ├─system
│ │ envinit.tjs
│ │ ・・・たくさんあるので略・・・
│ └─video
└─plugin
layerExImage.dll
10.krkr.eXeを実行してみてください。すると下の画像のように表示されると思います。(背景画像はまぁ、それぞれが用意した物になっていると思いますが)
今後の作業手順
上記の流れを行うと、最低限ワールド拡張機能が動作することが確認できました。
これ以降にワールド拡張機能を使う流れとしては、
1.使用する画像ファイルなどをフォルダにぶち込む
2.envinit.tjsにオブジェクト(立ち絵とか背景絵など)の定義を追加していく
3.シナリオファイルでオブジェクト使用する
となり、本講座では、「envinit.tjsに何を書き込んだらいいか」「どのように記述すればenvinit.tjsに書いた物を利用できるのか」を中心に書いていく予定です。
